アサーティブのツボ
2025年11月
こんにちは!トレーナーのふみです。
先日のことです。行政主催のアサーション講座に呼んでいただいたのですが、企画してくださった方から「アサーションを誤解していました!」と言われました。その方は、アサーションを〝柔らかい言葉で自分の意見を通すスキル″〝思うように事を運ぶためのコミュニケーション術 ″だと思っていたのだとか。確かに世の中にはそのような書籍もあるようですが、人に操られず人を操らず、対等・尊重がベースにあるアサーション。一部にみられるフワフワ言葉やアイメッセージが先行してしまうと、「コミュニケーション=分かち合い、通じ合い」という根本部分を見失いがちに。伝える側がボールを投げっぱなしにするのではなく、受け取る相手とのキャッチボールや相互理解を深めるためのラリーを意識しなければ互いに分かり合うことはできません。もちろん受け取る側の準備や姿勢も欠かせない要素。もともと価値観が違う人との間でのコミュニケーションだからこそ、ハーバーマス(Habermas)がいう、〝相互行為の中で強制なき合意をめざしていく″ことが大切だったりします。講座後に「コミュニケーションは相手がいるからできることですね」と感想を寄せてくださった方がいました。このことは当たり前すぎて実は見落としがちなこと。一方的なつぶやきや ぼやき、暴言や怒号ではなく、相手からの言葉もしっかりと受け取りつつ、日々、伝え合いのキャッチボールができるコミュニケーションを楽しんでいきたいものです。
レッツエンジョイ!アサーティブライフ☆
2024年2月
アサーティブという言葉を知り学び始めて20年ほどが経ちました。アサーティブの根本的な理念は人権の尊重・人としての尊厳です。私自身、人権(尊重)教育の一環としてアサーティブをお伝えしているのですが、残念ながら未だ日本では人権(尊重)教育そのものに出遅れ感があるように思います。
意図して私が人権の後に(尊重)と入れたことには理由があります。人権という言葉を誰もが知る一方で言葉だけが独り歩きをしてしまい権利ばかりが強調され、権利の対となる「責任」もそうですが、「尊重=リスペクト」について忘れがちになっているように見受けられるからです。
そもそも人権(尊重)意識が一人一人に育ってさえいれば、人を見下したり虐げたり傷つけたりすることもなく、また不当な扱いに対して正当な自分の権利としてアサーティブに振る舞いながらまっすぐに向き合うことを選ぶでしょう。その意味でもスキルとしてのアサーティブコミュニケーションではなく、人権(尊重)意識を持ち合わせたアサーティブコミュニケーションができる人達が増えていくと良いなと思います。
私たちの団体名でもあるアサーティブ“ヒューマン”センター。敢えて“ヒューマン”という言葉を入れた意味について、時折ふと考えてみることがあります。先が読めない時代でもあり新しい時代へと移り変わる今だからこそ、新時代をより良く生き抜いていくためにもアサーティブ“ヒューマン”の意味について少しの間立ち止まって考えてみることも大切かもしれませんね。
レッツエンジョイ!アサーティブライフ☆
2023年6月
こんにちは!トレーナーのふみです。
刑法の性犯罪の規定が2023年6月16日に改正され、同年7月13日から施行されるこ
とになりました。遡ること6年前の2017年。明治時代に作られた条文が110年ぶりに大改正されて話題となった「強姦罪」→「強制性交等罪」。今回さらに「不同意性交等罪」へと改められました。
性被害は“魂の殺人”といわれ、被害者は心身共に深く傷つきます。No means Yes=嫌も好きのうち、 抵抗しない=OKという独りよがりの解釈が日本社会にまん延し、さらに「何で逃げなかったの」「あなたにも非があった」「そんな服装をしているから」とまるで被害者に落ち度があるかのような心ない一言で、二次被害、三次被害にあうことが少なくはない中で、被害者は泣き寝入りを強いられてきたことを思うと今回の法改正は大きな一歩といえましょう。
10代の性被害相談を機に心理やアサーティブの学びを深めるに至った私としては、今回の法改正はようやく…と思う反面、不十分と感じることもあります。ある調査によると性的な暴力やハラスメントを受けた時「声を上げられない」と答えた女性は57.8%、男性は44.6%。無意識のジェンダーバイアスに気づかなかったり、力による支配や上下の関係性があったりするとNOと思えない、NOが言えない、NOを貫けない恐れもあります。そもそも“同意”というのは相手の条件に対し聞き入れる受け身の形になりやすいのです。
加害者も被害者も傍観者も生まない予防教育のためにも、被害にあってしまった被害者のエンパワメントのためにもアサーティブが活用されていくことを願ってやみません。
バックナンバー
2023年1月
新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
ウィズコロナで迎える新年は3回目となりました。寄せては返すコロナ感染の波の中、
昨年はウクライナ情勢、世界規模ではかたや洪水かたや干ばつ、地震、噴火に大寒波、日本国内でも人的災害(防げたであろう事故)や自然災害が相次ぎ、ガソリンや電気代を含む物価の上昇(インフレ)、円安の一方で地価や株価の上昇など不安定な一年でもありました。
数年前に女性活躍推進法ができたかと思えば、コロナ禍で困難な問題を抱えた女性達が浮き彫りとなり、通称「女性支援法」ができました。子ども達に「夢を持ってチャレンジを!」とすすめたところで、現実は不登校数が増え続け過去最多(全国で24万4940名)。その要因の4割が無気力・不安によるものと言われています。
先行き不透明で不安が広がる社会の中で、やはり支えになるのは人と人との繋がりだと思うのです。繋がりを深めるためには、コミュニケーションが不可欠。もともとコミュニケーションは、ラテン語の「コムニカチオ(=分かち合い、共有する)」から派生しています。独りよがりで押しつけるようなコミュニケーションではなく、自分も相手も大切にし合いながら、安心や心地良さを感じ、時に元気になれるような相手は身近にどれだけいらっしゃいますか?“また会いたい!” コロナ禍だからこそ、そう思いあえる人との繋がりを大切にしていきたいものです。
2021年12月
こんにちは!トレーナーのふみです。
コロナ禍で迎える2度目の年末年始、皆さまいかがお過ごしでしょうか。日常の当たり前が当たり前ではなくなった一方で、身近な「当たり前」を見直す人も出てきたのではないでしょうか。おうち時間が増えたことで、我が家では”家事“について見直し始めました。
きっかけは休日の朝、息子の「お腹すいた」という何気ない一言。中学生になったので、自分で作れるはずなのです。そもそも「ご飯」「お腹すいた」の一言で、食事が自動的に出てくるわけではありません。しかも父親には言わず母親に言うのが「当たり前」になっていること自体おかしいぞと疑問を抱きました(そういえば、昨年の最初の緊急事態宣言の際に学校が一斉休校になった後、ママ達のイライラ原因の一つに「給食が無いから、お昼ご飯を作らないといけない」ということがありました)。
何とも言えないモヤモヤ感が残ったこともあり、朝起きてから夜寝るまでの家事について一つ一つ行動をリスト化してみたのです。そうしたら、毎日の家事、不定期の家事を合わせると何と170以上!!!!家事を手伝っているといっていても、可視化をしてみたら夫や息子がしている家事は全体の15~20%もありませんでした。しかも、「主体的」にしている家事はほぼ皆無。車の送迎以外は子どもでもできる「お手伝い」レベルだったということに気づいてしまいました。「お手伝い」レベルと「主体的」家事レベルとでは大違い!!色分けをして可視化してみることで、約8割の家事を私は無償労働しているという現実を目の当たりにしてしまったのです。
玄関のゴミ出しはするけれど、ゴミは仕分けして袋にまとめることはしない。使った皿をさげたり、皿を洗うことはしてもシンクや排水溝の掃除はしない。トイレットペーパーは買ってきても、トイレットペーパの芯は捨てない。カーテンは開けるけど、カーテンは洗わない…家事をしているのか、家事を手伝っているのか、その差は大きいなぁと思います。
今は男女ともに技術・家庭科を学びますし、共働きが多い世の中です。言われてお手伝いをするレベルの男性の家事を見直す時期なのではと思うのです。朝起きてから寝るまでの家事リスト、どれだけのことを女性達は当たり前のこととして主体的に家事をこなしているのでしょう…まずは女性達が家庭の中で声をあげることからなのでしょうね。可視化した家事リストをみたら意識が変わるのでは?と思います。
日常の何気ないことが「当たり前」のことではなく「誰かが自分の代わりにしてくれていること」と思えるだけでも気持ちは違ってきますし、閉塞感を感じやすい世の中だからこそ気持ちよく乗り越えていくための一つの処方箋になれたらと思います。
レッツエンジョイ!アサーティブライフ☆
2021年6月
こんにちは!トレーナーのふみです。
コロナ禍での生活が1年以上続き、2度目の春を迎えました。自粛ムード、マスク生活、行動制限、経済不安、感染への恐れ等を抱きながら身も気持ちも引きこもり気味になってしまいがち。子どもも大人も気持ちが安定しない中、自分だけではなく日本や世界中で起きていることを考え、ある意味ガマンを強いられながら毎日を生きているのではないでしょうか。
息子は6年間通った小学校を卒業し、気持ちも新たに中学生活をスタートさせました。が、現実と気持ちはなかなか合致せず、学校に行ってしまえば平気なのですが、朝は決まって登校前に腹痛。気持ちを口に出して言うようにしていても、やはり身体は正直なものです。朝食は栄養バランスを考えたいところですが、食べたいものや食べられるものを聞きながらサポートすることにしました(朝食べる量が少ないことが幸いし?!逆に余り過ぎて問題となっている給食をしっかり食べて貢献しているようです)。
そんな中、息子は部活にやりがいを見つけ、4月中は部活三昧。大会に出るという目標に向け、毎日練習をして帰宅。朝の姿とは別人のごとくイキイキしていたのですが、大会直前に感染者数が増加し、追い打ちをかけるように5月末までの「緊急事態宣言」発令。部活だけではなく楽しみにしていた学校行事も次々延期になってしまいました。こればかりは自分ではどうすることもできないことでもあります。それは子どもも昨年の一年間の経験で頭では理解しているのですが、気持ちがついていかず、さすがに落ち込んで帰ってきました。
そういう時は気持ちを吐露する時間を大事にしています。心が軽くなると、諦めではなく受け入れることができるようになるんだなと息子を通して実感しています。大会のはずだった日の朝、「あぁ残念」「楽しみだったな」と言いながら起きてくる息子。一方で気持ちを切り替えて6月初めの大会に出るという希望の光を見いだしていました。
そんな矢先、再び「緊急事態宣言」延長。次の大会も中止が決定。楽しみが断たれ、次に新たな目標を見いだそうとしても確約できず子ども達がもがいている最中、オリンピックは開催ありきで進んでいることは、何ともやりきれない気持ちになります。スポーツだけではなく国民の生活等も厳しいものがあります。子ども達がこの状況を乗り越えて大人になったときにプラスに働くようにと願うばかりです。そのためには身近な大人としてこの状況の下、気持ちを語りながら一緒に乗り越えていく関わり合いの積み重ねが未来に役立つ貴重な経験値になっていくのだと信じています。
2020年12月
こんにちは!トレーナーのふみです。
気がつけば、12月。コロナ禍で生活様式をはじめ、今年一年、このように生活環境がガラッと一変してしまうなんて誰が思っていたことでしょう。本来ならば東京オリンピックに日本中や世界中が盛り上がる一年になるはずでした。しかし実際は、休業要請や外出自粛、移動制限をはじめ、三密にならないようにソーシャルディスタンスを意識しないといけない毎日。小学校生活が最後の年になった息子も2月末から5月のゴールデンウィークまで学校が休校となりました。
登校できるようになっても参観日はもちろん、運動会や学習発表会は縮小か中止に。修学旅行に行けたことは救いだったようです。どちらかというと“人好き”の息子。休校中に友達と遊べなかった時期を経験したからでしょうか。学校再開後、友達との関わりに少しずつ変化を感じられるようになりました。友達への気持ちの汲み方が以前よりも深くなったなぁと感じる出来事が増えたように思うのです。
修学旅行直前に体調を崩してしまった友達がいました。学校から戻ってくるなり「○○君が休んでいるんだ。一緒に行けるかな」と心配な様子の息子。週末、修学旅行の準備をしていても落ち着きません。聞いて見ると「早く良くなるように○○君に手紙を書いて渡そうか、でも休んでいるのに迷惑にならないかなぁ」と。よく息子には「それをされて自分だったらどんな気持ち?どう思うかな?」と尋ねるようにしています。その時も「自分だったらどう?」と聞くと、「そりゃぁ嬉しい」「元気が出るかも」と速攻で答えた息子。「書きたいと思うんだったら書くことだってできるし、家を知っているならチャイムを押さずにそっとポストに入れて帰ってくる方法もあるんじゃないかな。どうする?」そう言ってみると、「僕、行ってくる」と嬉しそうにササッと手紙を書き、家にあったのど飴を袋に入れて、これまたササッと友達の家のポストに入れて帰ってきました。
翌週、無事快復した友達は皆と一緒に修学旅行に行くことができ、息子も皆と思い出をつくってきたのはいうまでもありません。普段なら何気ない日常ではありますが、コロナ禍で今までとはちょっと違う日常。きっと一つ一つの関わりが実はとても大切で貴重なことなのかもしれないのだなと感じています。アサーティブでは、自分の気持ちに気づくことを大切にしています。息子が小さい頃から自分の気持ちに自分で気づけるようにと意識しながら関わってきましたが、それが自然と相手を思いやる気持ちにも繋がっていったのであれば嬉しいなと思っています。
レッツエンジョイ!アサーティブライフ☆
2020年
こんにちは!トレーナーのふみです。
先日、ある学校のPTAの講演会に呼ばれたときのことです。先生のお一人から質問がありました。「生徒を優しく注意すると言うことを聞かないし、他の生徒から甘いと思われるのでどうしたらよいか」というような内容でした。
確かに先生方は、多数の生徒を相手に一人でクラスをまとめないといけないのは本当に大変なことと思います。正直、1回の注意ですぐに聞いて欲しいと思うこともあるかもしれませんが、先生には2つのことをお話させて頂きました。
一つは、特定の生徒に本当に聞いて欲しいということがあったなら、できれば皆の前ではなく、1対1で話をするということ。何か守って欲しいこと、わかって欲しいこと、なおして欲しいことがあれば、まず最初にお互いの関係性の構築が必要だと思うのです。話を聴こう、協力しようと思える関係性がまず無いと、何を言っても上の空だったり最初から聴く気が無かったりします。特定の生徒に対して、指導という名の下に皆の前で言ってしまうことがあると思うのですが、それが“公開叱責”になったり“見せしめ的”な指導になる可能性もあるわけです。そうすると話を聴くどころか反発を招く事にもなりかねません。3分でも5分でもよいと思うのです。個別に呼び出して1対1で、圧をかけるのではなく穏やかに話をすることで真剣に聴いてくれる可能性が高まるほか、信頼関係が築きやすくなります。
次にお伝えしたのは、1回でコミュニケーションを終わらせようとしないということ。大切なこと、本当にわかって欲しいことほど、1回で伝えきろうと思わないことが大事だったりします。自分の考えを一方的に伝えるだけではなく、相手はどう思うのか、どうしたいと思っているのかも含めて会話のキャッチボールが必要になってくると思うのです。ところが、直球ど真ん中のストライクボールになってしまったり、キャッチボールではなくドッヂボールのようなコミュニケーションになってしまうことも。そうすると不信感や不満に繋がってしまいます。相手が受け取りやすいキャッチボールのような会話をすることで相互理解が深まったり、わかってもらえた感(認められた感)が生まれたりすることも。そうすると、協力しようという気持ちにもなりやすいですよね。
どうしても忙しい、時間がないからといって手短に済ませてしまおうと思いがち。かえって上手くいかないことがあります。1対1の受け取りやすいキャッチボールのようなコミュニケーションを通して、安心信頼できる関係性を築いていけるといいですよね。
レッツエンジョイ!アサーティブライフ☆
2019年7月
こんにちは!トレーナーのふみです。
パワハラ防止を義務付ける関連法が可決成立しましたね。パワーハラスメント(通称パワハラ)は、2001年、DV防止法が制定された同じ年に和製英語として提唱されましたが、法制化されないまま2012年に厚生労働省から発表されたパワハラ防止の行為類型を元にしての対応を求めるのみでした。大企業には2020年4月から、中小企業は2022年4月から適用される予定とのこと。悪質なケースでは企業名は公表されるそうですが、残念なことに罰則はないそうです。
パワハラは被害者の尊厳を傷つけるだけではなく、働く意欲もしくは生きる意欲を失わせます。生活していくためには働かないといけません。職場でのひどい嫌がらせやいじめ・暴力は、生産性の低下や人材の流出を招きます。一方で、言い方や状況でパワハラの評価が分かれることが懸念されたり、パワハラになるかもしれないと部下に対して注意すらためらう管理職が出てきたりしているのも実情です。
感情的に責めた物言いではなく、Iメッセージで感情を伝え、次からどうして欲しいのか具体的に言葉にして提案することができること、立場や力で相手をコントロールしようとする関係性やそれに同調する環境をつくらなければ、互いにシコリを残さず解決への道に繋がっていきます。
職場は働く者として、生きる基盤です。罰則がないためにザル法といわれていますが、法律はできました。改めて一人一人がハラスメントに対する意識を高め、上の立場の者が感情的になって部下を叱責したり、周りも暴言や悪質な嫌がらせを黙認することなく、誰もが大切にされ活かし合える環境をつくっていけるといいですね。
2019年4月
こんにちは!トレーナーのふみです。
※今日は痛みの話です。親知らずを抜いて痛い思いをされたことがある方は傷みを思い出されるかもしれませんのでご注意願います。
最近、下の親知らずを2本抜歯しました。上の2本の親知らずは20代の頃に普通の歯医者さんで抜き、痛みも腫れも無かったのです。しかし今回は、横に生えて両端から押していたこともあり、口腔外科で手術ということになりました。「下の歯は腫れるよ」「熱出るよ」「大変だよ」など色々な方に言われていましたが、半信半疑で聞いておりました。
とにかく病院が苦手な私。はじめは全身麻酔で2本同時に抜く予定でしたが、日程も決まっていたにもかかわらず急に怖くなり、1本ずつ抜歯することに。今はインフォームドコンセントが大切にされているおかげもあり、再度説明を受け、不安点を聞かれ、変更にもついても担当医が嫌な顔を一つせずに話を聴いて下さったことは救いでした。
1本目。頭だけ出ていた歯を抜歯。術後3日で激痛に見舞われ、発熱。脳天まで突き抜ける痛みを体験しました。ドライソケット(抜歯後に血餅ができず傷に強い痛みが出る症状)になってしまったのです。薬があまり効かず、10日ほど痛みとの戦い。人は痛みが続くと何も考えられないし、動けないということを経験しました。
痛みが落ち着いた頃に2本目の抜歯。今度は埋没している歯。先生からは今回のほうが腫れるかもと言われたのですが、術後、薬も効いて安心したのも束の間。日に日に顎が腫れ、喉が腫れ、食べ物や飲み物が飲み込めないという状態に。普段何気なく食べたり飲んだりしているので気がつかないことですが、“飲み込む”ということが大変なことなのだということを痛感しました。
この間、家族は沢山協力してくれました。夫は気にかけ心配そうにしていましたが、10才になる息子には率直に「ママ、痛そうだね…でもね、僕には何もできないよ」と言われました。本当にその通りです。息子には体の痛みをぬぐい去ることはできませんもの。でも何もできないことを気にして正直に言ってきたのでしょうね。
痛みは痛みを経験した人でないとなかなか想像ができないものです。痛い思いはしましたが、手術に対する不安を聴いて下さった上で処置してもらったり、同じ痛い思いを体験した方から励まされたりしたことで「尊重」されていると感じる場面がたくさんあり、心地良いコミュニケーションを経験することができました。「尊重」はアサーティブの基本の一つですが、今回はそれがとても骨身にしみましたし、普段できることができなくなったことで新たな気づきも生まれ、痛くて貴重な体験となりました。
レッツエンジョイ!アサーティブライフ☆
2018年12月
こんにちは!トレーナーのふみです。
9月6日、北海道で大きな地震が起こりました。胆振東部地震です。予想外だったのは、ブラックアウトと呼ばれる北海道全域での停電。北海道は11の県が入るくらいの大きさがあると言われています。その北海道のほぼ全域が停電になるのですから、驚きと共に最初はどうしようかと困りました。
しかし、どう足掻いても電気がつくわけではありません。救われたのは、地震発生時がAM3時過ぎでこれから夜が明けるという時間帯であったということ。明るくなれば夜までに必要なものを準備するなど対処もできます。そして、季節が冬ではなかったということ。もちろん大きな被害はありましたが、もし時期が冬だったとしたら北海道全域での停電はかなりの被害をもたらしたはずです。
私の家はオール電化。しかし、カセットコンロがあったのでそれを使うことができました。出張が多いためモバイルバッテリーがフル充電になっており、携帯の充電には困りませんでした。ところがしばらくするとブラックアウトの影響で携帯は圏外に。電気の復旧に2日ほどかかりましたが、情報を得ていた携帯の代わりにソーラーラジオを使って情報をキャッチすることができました。
電気が使えない不便さはありましたが、一方でいつもと違う時間の過ごし方ができましたし、普段見ることができない素晴らしい光景を目の当たりにすることができました。空一面に広がる満天の星空です。あまりにも星が綺麗で、家族でベランダに寝袋を敷いて星空観察をしました。天の川がくっきりと見え、人口衛星の軌跡を辿ることもできました。
ライフラインの復旧まで、もちろん不安もあり心配もあり、困惑や焦りもありましたが、家族の中で気持ちは伝えるようにしていたこともあってか、思いの外ストレスは少なかったように思います。電気が使えない状況について、小学生の息子は大人ほどダメージはなかったのですが、地震の影響で楽しみにしていた学校のお祭りが中止に。しかし、“残念だな…ぼく、楽しみにしていたのに…でも仕方がないよね、あぁでも残念だな”と息子は自分の気持ちを吐露していたこともあってか、ひどく落ち込むことはありませんでした。災害等で予期せぬことが起きたときには、やはり気持ちを伝え合ったり、今できることを探して協力し合うことの大切さを改めて実感した私です。災害は受け入れ難いことではありますが、よい教訓となりました。
レッツエンジョイ!アサーティブライフ☆
2018年9月
こんにちは!トレーナーのふみです。
先日、息子が9歳の誕生日を迎えました。小さい頃から気持ちを言葉にして対話をすることを大切にしてきました。けれども、時に感情が胸に引っかかることがあります。 ついこの間のことです。いつも元気で明るい息子が、何だか沈んでいる様子の息子。「何かあったのかな?」と聞いてみたら、「ママ、よくわかったね」と。イヤなことを思い出したのだそう。聞いてみると、昨年の話。年下の1年生の子から悪口を言われたことでした。 息子曰く、あまり知らない子から「名前なんていうの?」と聞かれ、名前を言ったら、急に“○○(←息子の名前)ゴリラ!”と急に悪口を言われたのだそう。思わぬ不意打ち。息子はビックリしてショックを受けたらしく、傷ついたことを言えずにガマンをしたらしいのです。昨年の出来事ですが、思い出してしまったのでした。
感情はフタをするといつかフタを開けて出てきます。息子に「それはショックなことだったね…。悪口を言われて本当はどんな気持ちだったかな?」と聞いてみたら少し考えて、「悔しいというよりね、悲しかった」と言って、大粒の涙がポトリと…。そのあと息子の表情が明るくなりました。 どんな感情も大切。感情をガマンしたりフタをすると苦しくなっていきます。本当は直接言われた子に伝えられたら良かったのかもしれません。けれども、誰かに気持ちを伝えてみることでも気持ちが軽くなったりします。
気持ちを伝えることをアサーティブでは大切にしています。気持ちを伝えることは恥ずかしいことではありません。気持ちを伝えあえる(ただし、一方的にマイナスの感情を置きみやげにすることなく)、そんな関係が身近にあるといいのだろうなと改めて感じた瞬間でした。
レッツエンジョイ!アサーティブライフ☆
2018年6月
こんにちは!トレーナーのふみです。
先日、息子が9歳の誕生日を迎えました。小さい頃から気持ちを言葉にして対話をすることを大切にしてきました。けれども、時に感情が胸に引っかかることがあります。 ついこの間のことです。いつも元気で明るい息子が、何だか沈んでいる様子の息子。「何かあったのかな?」と聞いてみたら、「ママ、よくわかったね」と。イヤなことを思い出したのだそう。聞いてみると、昨年の話。年下の1年生の子から悪口を言われたことでした。 息子曰く、あまり知らない子から「名前なんていうの?」と聞かれ、名前を言ったら、急に“○○(←息子の名前)ゴリラ!”と急に悪口を言われたのだそう。思わぬ不意打ち。息子はビックリしてショックを受けたらしく、傷ついたことを言えずにガマンをしたらしいのです。昨年の出来事ですが、思い出してしまったのでした。
感情はフタをするといつかフタを開けて出てきます。息子に「それはショックなことだったね…。悪口を言われて本当はどんな気持ちだったかな?」と聞いてみたら少し考えて、「悔しいというよりね、悲しかった」と言って、大粒の涙がポトリと…。そのあと息子の表情が明るくなりました。 どんな感情も大切。感情をガマンしたりフタをすると苦しくなっていきます。本当は直接言われた子に伝えられたら良かったのかもしれません。けれども、誰かに気持ちを伝えてみることでも気持ちが軽くなったりします。
気持ちを伝えることをアサーティブでは大切にしています。気持ちを伝えることは恥ずかしいことではありません。気持ちを伝えあえる(ただし、一方的にマイナスの感情を置きみやげにすることなく)、そんな関係が身近にあるといいのだろうなと改めて感じた瞬間でした。
レッツエンジョイ!アサーティブライフ☆
2017年12月
こんにちは!トレーナーのふみです。
先日、「職場の上司が許せないんです」という女性と話をする機会がありました。仕事中、上司がお客様に「うちの職場はブスばかりだ」と自分や他にも職場の女性がいる目の前で言ったことが許せなくて思い出すと腹立たしいのだとのこと。 確かに人の容姿について悪く言うのは許し難いことですが、まずはその方自身がそれを言われてどんな気持ちだったのかを聞いてみました。少し考えていましたが、ショックで傷ついたとのこと。それは傷つきますよね。
気持ちを聞いたら落ち着いてきたようでしたので、少し違う切り口で話をしてみました。世の中には色々なタイプがいて、ワザと人をおとしめるようなことを言う人もいれば、キツイ冗談を言う人もいる…中にはへりくだるために人をダシにつかうこともあると言いましたら、ハッとされました。
聞いてみると、そのお客さんは一緒に妻を連れてきていて、その方が綺麗な人だったのだそう。もしかしたら、その妻を立てるために「うちの職場はブスばかり」と言ったのかもと。上司が素直に率直に「お綺麗ですね」と褒めることができたなら、職場の女性を敵に回さずに済んだかもしれません。
怒っていると冷静になれないですし、一方的にしか物事が見えなくなりやすいものです。違うものの見方をしてみると、とらわれていた怒りから解放されることがあります。
その前に、変にへりくだって誤解されるコミュニケーションは避けていきたいものですね。レッツエンジョイ!アサーティブライフ☆
2017年10月
こんにちは!トレーナーのふみです。
先日、子どものワークショップをサポートしていたときのこと。発達障害のあるお子さんと接していました。腕を伸ばして肩甲骨をくっつけるストレッチをしていたときに、横に付き添って一緒にしてみることにしました。
インストラクターの指示は「こうやって腕を後ろに伸ばそうね」、私も「腕を後ろに伸ばすんだよ。」「肩甲骨をくっつけて。腕は伸ばして肩甲骨をくっつけてね」と言ったら、“言っていることが違う!ウソつき!”と怒ってしまいました。
一瞬ビックリしましたが、…そうでした。一つの行動に一つの指示じゃないと混乱してしまう…そのことに気づきました。
私はあえて微笑みながら「ウソじゃないんだよ~ほら、腕を伸ばすと肩甲骨がくっつくでしょ?」と見せると、ようやく納得。もしこれで、真面目な顔をして正しいことを言って説得したとしても関係性がよくなる保証はありません。敵意は無いよ、安心していいよと思ってもらうためには微笑むのが一番早い方法。
その後、そのお子さんとは好きなことを共有しながら過ごすことができましたが、何だか考えさせられました。丁寧なコミュニケーションをしていなかったな…と反省。時間は多少かかるかもしれないですが、伝わるように伝える…身近な家族ほどできていないな…と、これまた反省。独りよがりのコミュニケーションにならないように気をつけたいと思ったできごとでした。
レッツエンジョイ!アサーティブライフ☆
2017年7月
こんにちは!トレーナーのふみです。
アサーティブでは、I(アイ)メッセージが基本。「私は」を主語にして伝えるのですが、最近、とある会話を聞いていて気がついたことがあります。“私”は私でも「私は」と「私が」とでは全然印象が違うのだということを。
“私がやってきたことだから”“私が言っているんだから”…という会話を聞いたとき、何だかしっくりこなかったのです。自己主張は悪いことではありません。けれども、特に組織やチームで一緒に何かをしないといけないような場合には、「私が」と言い出してしまうと、そこでチームワークが崩れてしまうのだろうなと感じました。
もちろん、「私は」を主語にしたとしても、強い自己主張というイメージで終わってしまうことが無いわけではありません。けれども「対等」という関係性があれば問題は改善されることでしょう。
「私は」と「私が」。何気ない日本語ですが、その大きな違いと共に改めてI(アイ)メッセージ、それだけではアサーティブとして成り立たないことを発見した私でした。レッツエンジョイ!アサーティブライフ☆
2017年4月
こんにちは!トレーナーのふみです。
先日、気持ちに気づくことの大切さを子どもを通して再確認した出来事がありました。
8歳になったばかりの息子。先日、学校から帰ってくるなり、「僕は頭にきた!絶対○○ちゃんとは二度と一緒に帰らない!」とご立腹の様子。
“そっか、頭にきたことがあったか。まずはおやつでも…”ということで、おやつを食べながら話を聞いてみることにしました。
聞いてみると「○○ちゃんが、イヤなことを言ってきて、頭にきたからプイッといたらケンカになってしまった」んですって。
おやつを食べて落ち着いてきたので、本当はどんな気持ちだったのかな?と聞いてみましたら、怒った口調で“悔しかった!”と。
他には、どんな気持ちがあったかな?と聞いてみたら、“悔しいから言いたくない!”と言ったので、私の方から聞いてみることにしました。
“イヤなことを言われて傷ついたとか?”→“うん”
“もしかして、ケンカになって、ガッカリしたのかな?”→(しばらく黙って)“うん、それもある”
“二度と一緒に帰らないと言ったけど、本当はそうなると悲しい…かな?”(急に涙目になって)“うん、悲しい“と言って、泣いてしまいました。
そっか、本当はこんなはずじゃなかったと思ったんだね。本当は一緒に帰りたいんだね。一緒に帰れなくなったら、悲しいよね”
「大丈夫!明日、本当は一緒に帰りたいということを言ってみよう!○○ちゃんも、きっとわかってくれるよ。」そう言ったら、何だかスッキリした顔になりました。
そして次の日、学校から帰ってくるなり、
「仲直りしたよ、ママ!」
と笑顔で帰ってきた息子でした。
気持ちに気がつくと意地になって頑なになっているバリアがほどけます。
大人になると、一度言ったことは覆せないと意地を張ったり、絶対自分からは折れないぞ!と頑なになってしまったりして後悔することもあるはず。
こじれた気持ちは溜めずにその日のうちに整理していけるといいですね!
レッツエンジョイ!アサーティブライフ☆
2017年3月
こんにちは!トレーナーのふみです。
先日のこと。7歳になる息子が前をふさぐように座っていたので、
“ちょっと、どけて~”と言ったところ、
“ママ、「どけて」じゃなくて、よ~け~て!でしょ? どけてと言われると、ボクね、心が傷つく感じがするんだ。だから今度から、「よ~け~て」って言ってね。”
と言われました。
…う~ん。確かに…。
「どけて」という言葉は方言に近いかもしれませんが、言われたほうは何だか邪魔者扱いをされた気持ちになりますよね。その点、「よ~け~て」と(しかも、少し間をのばして)言うと、やんわりと受け取りやすいですものね。
自分の気持ちのほかに、提案(代替案)を出されて、妙に納得してしまった私です。しかも、“心が傷つく”と正直に伝えていることもあり、怒って感情的にならずに伝えています。
息子に一本取られた私も日々トレーニングです(笑)。
レッツエンジョイ、アサーティブライフ☆
2017年1月
こんにちは!トレーナーのふみです。
アサーティブの基本は、対等。月に1回女性のためのアサーティブ勉強会をしておりますが対等なコミュニケーションが御夫婦でできていないという人も少なくはありません。結局、わかって欲しいのにガマンをしてしまい、気がついたら溜まりに溜まってドッカ~ン!と怒りが爆発。そして後悔してしまう…という悪循環。
まずは、相手との関係が対等かどうか意識をされることが大切。そして、率直に伝えてみることです。対等な関係であれば、自分も相手もOK。身近な家族だからこそ、ガマンせず、コントロールせず、さわやかに伝えあえると良いですね。レッツエンジョイ、アサーティブライフ☆
2016年3月
こんにちは!トレーナーのふみです。
つい先日、些細なことで息子が怒りました。私が仕事先で頂いてきたクリームパン。半分に切って残っていたものを取っておいた“つもり”だったらしいのです。
しかし、夫が知らずに完食。それを「ママが食べた!」と言って怒り出し、私は食べていないことを告げたら「ママの嘘つき!」と濡れ衣を着せられることに。
7歳といえども食べ物の恨みは恐ろしいものです。
頭にきている間は何を言ってもダメ…
怒りの裏には本当の気持ちが隠されています。
息子と同じ土俵に上がったらムダな怒りを売ったり買ったりしてしまいかねません。その場を離れて、息子はどんな気持ちだったのかを冷静に想像していました。
食べられなくてガッカリ。勝手に食べられて悔しい。パンが無くなって悲しい。不満…それをわかってもらいたくて怒りをぶつけていただけ。もちろん、濡れ衣はいけないと思いますが。そして私も自分自身の気持ちを振り返ってみました。
理不尽に怒っていることに対して不満。真実を分かってもらえなくてガッカリ。夫が何も言わずにいることが不服そして自分がもらってきたパンを一口も食べられず残念…私もそれが分かってもらえなくてイヤな気持ちだったのだと。
自分や相手の本当の気持ちに降りていくと落ち着いてくることがあります。
理不尽なことが起きたときにいつも心の中で思うことは「お天道様は見ている」ということ。これは小さい頃から変わりません。お天道様が見ていたのかはわかりませんが、翌日急に熱を出した息子。真っ先に「昨日はごめんね」と言ってきたのでした。
怒りにまみれそうになったときに、怒りをそれ以上大きくさせず、飛び火させないことって大切ですね。
私も日々トレーニングです。
レッツエンジョイ、アサーティブライフ☆
2016年1月
こんにちは!トレーナーのふみです。
子育てをしていると、『ママ、見て』「ちょっと待って」、『ママ、来て』「後でね」というやり取りをすることがあります。家事や仕事をしているとなおのこと。私はなるべく「5分待って」「皿を洗ってからね」とどのくらい待つかを具体的に伝えるように心がけていますが、その一方で子どもには“今すぐ”を求めがち。親側の欲求は「(子どもに)片づけて」『後で』「いや、今、片づけてちょうだい!」と、通そうとしてしまうものです。
ある日のことです。6歳になる息子が、「ママ!大切な話があるんだ。今すぐきてくれない?」と言ってきました。
大切なことって何だろうと、していたことを中断し、すぐに駆けつけてみると…何のことはなく、ただ描いた絵を見てもらいたかっただけでした。
その時に思いました。いつも通りに「ママ、見て」と言ったら、ママは『終わるまで待ってね』と言うだろうと、子どもなりに考えたんだな…と。私の普段の対応を反省する一方で、伝え方を変えてきたことに感心しました。
コミュニケーションはいつからでもやり直しがききます。
ハッとしたり後悔したり反省したときが、やり直しのチャンスだったりもします。私も対応を変えようと子どもを通して気づかされました。“今すぐ”をいつも求めず、本当にすぐにして欲しいときには、伝え方を変えてみようと思いました。
私自身もトレーニングの日々です。
レッツエンジョイ、アサーティブライフ☆
2015年10月
こんにちは!トレーナーのふみです。
あなたのコミュニケーションは、いつもと同じになっていませんか?とはいえ、普段の私達は、コミュニケーションパターンに気づくのは難しいことでもあるでしょう。
そんな時には旅…特に日本を離れて旅をしてみると、自分の表現の仕方に色々な気づきが生じることがあります。
言葉がスムーズに通じない場合、まるで自分が3歳、4歳の子どもになったかのように、主体性を持って私は~がしたい、~して欲しいなど、率直に言わなければ、相手に伝わらないことが度々起きます。
求めているものが違う場合には、ハッキリとNOを言わないといけない時も出てきます。
言葉が違えばなおのこと、伝わりにくい時には、より慎重に相手の話に耳を傾け、相手としっかりと向き合わないと、伝わるものも伝わりません。諦めずに、言葉を変えてお互いに会話のキャッチボールを試みる必要があります。伝わるように伝えるには、実は努力が必要なのです。
努力を怠らず、「私は」を主語にして、さらに良いコミュニケーションになるためにパターン崩しに是非チャレンジしてみて下さいね!
レッツエンジョイ、アサーティブライフ☆
2015年7月
こんにちは!トレーナーのふみです。
何かをしようとしたときに、思い通りにいかなかったり、急な予定変更が起きたり、予想外の出来事に遭遇することってありませんか?そのようなとき、皆さんはどうしますか?
思い通りにことを運ぼうとする人もいるでしょうし、何とか予定通りに戻そうと頑張る人もいるかもしれません。
ところがかえって上手くいかずに焦ったり、イライラが募ったりすることってありますよね。
そんなときこそ、事実・感情・欲求・提案をわけて考えてみましょう。思い通りにならないときに困っているのであれば、困った気持ちをしっかりと味わうことも大切ですね。
そして、困っているから~して欲しい、~してもらえませんか?と相手に伝えて今の状況から一歩前進していくことが大事です。思い通りにならない、予定通りにいかないのは誰かのせい何かのせいにしている間は状況は何も変わりません。
それどころか怒りが益々大きくなっていきます。事実・感情・欲求・提案をわけて次の一歩を進んでみましょう。
レッツエンジョイ、アサーティブライフ☆
2015年3月
こんにちは!トレーナーのふみです。
アサーティブトレーニングの中で時折「自分自身」について振り返るワークをおこないます。“自分でいる”とはどういうことか、そして、“自分になる”とはどういうことかを考えて頂くのです。
よりよくアサーティブでいるために、「等身大の自分」を知ることが役に立ちます。自分自身の過小評価や過大評価は、人間関係をギクシャクさせてしまったり自分が苦しく辛くなったりする原因にもなるからです。
さらに、いつも外にベクトルが向いているタイプで他人軸になりやすい人は、あえて内側にベクトルを向けるために自分の五感(聴覚、視覚、味覚、嗅覚、触覚)をしっかりと感じてみることを取り入れるとか、その都度、本当の欲求や気持ちに目を向けてみることをオススメします。
自分軸を持ちながら自分も相手も大切に認め合い、無理なくアサーティブな関係性を築いていけると良いですね。
レッツエンジョイ、アサーティブライフ☆
2015年2月
こんにちは!トレーナーふみです。突然ですが、「あ」から始まるアサーティブな一言、皆さんでしたら何を思い浮かべますか?
私は、もちろん「ありがとう」!
ありがとうは、本来は“有ることが難しい”ことでもあります。
ところが、いるのが当たり前、やってくれるのが当たり前になりがち。
身近な関係であればあるほど、「ありがとう」ではなく、「あっ、どうも」「うん」と軽い一言で終わっていませんか?当たり前のようにされていることほど、目につかなくなり、次第に意識をしなくなり、してもらっても何も言わない、気づかない…ということになったりします。
アサーティブのトレーニングの中で「ほめる」というワークがあります。どんなことをほめて欲しいですか?とお聞きした時に「いつもありがとう」と言って欲しい…という方が何人もいらっしゃいます。そして、実際にロールプレイで「いつもありがとう」と言葉をかけると、思わず涙ぐんでしまう方も出てきます。
誰だって言って欲しいんです。「ありがとう」って。
たかが一言、されど一言…当たり前のことだからこそ「ありがとう」と、こころを乗せて言葉でお返ししてみましょう。お互いの距離がグンと縮まります!どんな些細なことでも、是非「ありがとう」を伝えてみて下さいね。
レッツエンジョイ、アサーティブライフ☆
2015年1月
こんにちは!トレーナーふみです。「アサーティブのツボ」では、自分も相手も大切にしあえる“アサーティブな生活”を過ごすためのちょっとしたコツをお伝えしていきますね。
現在、アサーティブを学んでいる、あるいはこれから本格的にアサーティブを学んでみたいと考えている皆様にお聞きしてみたいことがあります。アサーティブを学んだ先には、どのような良いことがあると思いますか?もちろん、その答えは人それぞれ異なると思います。「緊張しないで話すことができる、コミュニケーションに苦手意識が無くなる…」いかがでしょう?
さらにアサーティブが身についたとしたら、どんな未来が待っていますでしょうか?「大切なパートナーと分かり合える、家族みんな仲良くなれる、職場の風通しが良くなる…お互いに思いあえるコミュニケーション、笑顔が溢れて幸せを感じられる日々…」先の先まで思い描いてみて下さい。
コミュニケーションは、長年パターン化されてしまったものでもあります。今までのパターンを変えようと思うとき、“何のために”それをするのか?「目的」を持っていたほうが長続きしますし、本当に変えることができるようになります。ちなみに私は「家族に自分の気持ちや考えを自由に話してみたかった」という個人的な思いからアサーティブの学びが始まりましたが、今では「安心して自分を語れる場の提供」と「お互いを大切にしあえる人間関係づくり・人権教育の一環」のために活動を続けております。
アサーティブを学ばれる目的について、今一度振り返られてみると、忘れていたことや気がつかなかったことが見えてくるかもしれません。
レッツエンジョイ、アサーティブライフ☆